【独学】ワーママが保育士試験一発合格!その勉強方法とは?

筆者

こんにちわ!ワーママで保育士試験を一発合格したゴル子です!

保育士試験・・・
独学で一発合格は厳しいと言われていますが、
1日中子どもを見ている専業主婦、働きに出ているワーキングマザーの方は
本当に時間がないので、一発で合格したいところですね。

独学での一発合格は結論から言うと「可能」です。
ただ、やみくもに1から暗記していって全てを網羅するような勉強方法では
少ない時間の中で、独学の一発合格は困難かと思います。
(全ての時間を試験勉強に費やすことができる人なら全て網羅してください)

なぜなら、保育士試験は出題範囲がとても広いのです。
子どもに関わる全てのものが勉強範囲だと思ってください。
心理学、栄養、社会、法律、制度、体のしくみ、教育、歴史etc…
暗記で乗り切れる範囲ではありません。

私は一歳のこどもを抱えながら保育士試験を受けました。
日中は仕事もしていましたので、

勉強に費やした時間は1〜2時間/日の3ヶ月間です。
決して勉強量は多くなかったですが、結果は筆記試験、実技試験ともに全科目一発合格でした。

この記事では、そんな私が隙間時間でどのような勉強をしていったのかまとめています。

勉強時間があまり取れない方や、独学で受験しようと思っている方にみてほしいと思います。

受験を検討されている方は、「保育士試験を受ける方へ|一般社団法人全国保育士養成協議会」から、受験資格の確認や、試験日程、手引きの申請などを確認してください。

目次

【独学】主婦でもいける!保育士試験の合格率は?一発合格はどれくらい?

保育士試験の合格率は毎年20%前後となっています。
これは、他の医療・福祉分野の国家資格の合格率と比べると低めの数字です。

この合格率には再試験者も含まれていて、
筆記試験9科目のうち前回不合格だった科目だけを受けた人の合格者も入っています。

そのため一発合格は3〜5%と言われています。
独学の一発合格は狭き門ではありますが、勉強の方法を間違えなければ合格も可能ですので
チャレンジしてみてもよいかと思います。

保育士試験の内容

保育士試験の内容は、かなり範囲が広いです。
また問題の内容もとても細かいものでした。
満点を狙うような勉強法では3ヶ月では足りないと思います。

主婦の独学では、
高得点を目指す必要はなく、確実に6割以上を狙う勉強法が良いでしょう。

筆記試験 9科目

①保育の心理学
②保育原理
③子ども家庭福祉
④社会福祉
⑤教育原理
⑥社会的養護
⑦子どもの保健
⑧子どもの食と栄養
⑨保育実習理論

合格ラインは、各科目60点以上です。

注意しなければならないのは
⑤教育原理と⑥社会的養護は『ニコイチ』と呼ばれており、それぞれ50点満点です。
そのため、どちらも30点以上取る必要があり、
片方が6割を切っていれば再度2科目セットで受験し、合格しなければいけません。

実技試験 2分野選択(3分野中)

①音楽に関する技術
②造形に関する技術
③言語に関する技術

音楽は楽器を用いて歌を歌います。造形は出されたお題を元に絵で表現します。
言語は事前に出された童話を3分にまとめ読み聞かせします。

筆者は楽器ができないため、造形と言語の選択をしました。
言語は実際に本を読んで読み聞かせすることはできず、
3分に要約してまとめそれを記憶し、実際に子どもたちに読み聞かせするように語らなくてはいけません。

実技の合格率は筆記試験に比べ高いので、リラックスして行うと良いでしょう。

【保育士試験】独学主婦の勉強方法、スケジュール

勉強に絶対取り組む時間を決める

こどもが朝起きる1時間前、昼寝している1時間、夜寝てからの1時間
どの時間でもいいですが、確実な1時間を確保します。
(一番は家族に協力してもらうことが良いですが、協力が得られないワンオペ状態を想定しています)


意外と限られた1時間は、集中してできるので、だらだらと長い時間を使うよりも頭に入る量は多いです。

1日のうちに確実に1時間は確保できれば、あとの空いた時間(子どもが長くぐっすり寝てくれている、機嫌良く1人遊びに集中している)はラッキーだと思って勉強時間にあてます。

受験勉強開始〜1ヶ月

①ひたすら過去問をといて、回答をくりかえす

まずは問題の傾向を感覚でもいいので覚えてください。
開始から1ヶ月は、ひたすら過去問を解き、回答をします。五年分くらいやると出題の仕方が見えてきます。
ノートにわかるように科目と、点数を書いておきましょう。同時に苦手な問題も見えるように書いておきましょう。

②暗記系のものは音声録音する
暗記するものが多いです。
・保育所保育指針
・児童福祉法
・教育基本法
・児童憲章
・学校教育法
・児童の権利に関する条約
・幼稚園教育要領

保育士試験に出るものの一部ではありますが、上記のものは出題頻度も多いです。
とくに保育所保育指針に関しては、何科目にも渡って出題されるので暗記必須です。

これらのものを片っぱしから覚えるのは時間のない独学者には辛かったので、
私は自分の声で録音したものを、家事の合間に流したり、寝かしつけの時や眠るときなどに聞いていました。
ただ聞き流すだけでしたが、試験時の組み合わせ問題のときには違和感として残るため、無駄ではなかったと思いました。

聞き流しは、開始〜保育士試験の前日まで聞いてましたし、法律関係は最後まで目を通していました。

また、これらの法律関係のものは、制定された年なども出題されます。

2ヶ月目

①過去問から見えてきた問題点を潰していく
過去問を解いていくうちにたくさん出てくるキーワードがあるかと思います。
たくさん出てくるキーワードで苦手なものは確実につぶしておきましょう。
間違えたところを片っぱしから調べて勉強しても良いですが、時間は限られていますし、
満点取る必要はないので確実に60点以上を狙えるようにキーワードを抽出していきましょう。

②表を作る
子どもに関わる施設(児童相談所、支援センターなど)
子どもに関わる事業(地域子ども・子育て支援事業など)
子どもの発達や教育などに関わる歴史上の人物(日本人・海外)

③表の内容を覚える
とくに児童福祉法で定める「児童福祉施設」は絶対に覚えておいてください。
施設名だけでなく、何歳から利用しているのか、どんなバックボーンの子がどれくらいいるのか、
そこで働く職種なども全て目を通しておきましょう。
歴史上の人物は、代表作や実績、有名な言葉とともに出題されることが多いので同時に覚えておきましょう。
子育て支援事業の中に「児童福祉法」にも規定される事業が含まれており、これらはとくに出題頻度が高くなっています。

3ヶ月目

①実技の練習をする
私は絵が得意ではなかったので1ヶ月みっちり練習しました。また、言語での読み聞かせも自分で3分間にまとめ、これも録音しておきました。それから暗記のために、毎日1〜3回は子どもに読み聞かせしていました(子どもは最後飽きてましたが・・・)実際に子どもに読み聞かせすると、どこに強弱をつけて話すと興味をもってくれるかなど勉強になりました。

②時事問題に目を通しておく
政治関係のものもよく出てきます。最近では、SDGsのことなども出ています。改正されたものや、子ども手当関係など、政治とこどもが関わるものは目を通しておきましょう。

③これまでの復習

独学主婦でも寂しくない!保育士試験の勉強仲間を作ろう

正直、1人でやるのはかなり辛いです。
私は、ツイッターやインスタで同じ時期の試験仲間と繋がることで、
自分1人では得られなかった情報や見え方などができかなり助かりました。

また、モチベーションの維持も出来たので、不安な方はだれかと繋がるのも良いかと思います。

独学者でも参考書は必要な投資

いろんな参考書がありますが、絶対に古い参考書は買わないようにしましょう。
なぜなら、保育士試験に出てくる法律関係のものや指針・要領などは、高頻度で改正されます。

そのため、古い情報は試験時には使えないからです。


独学であれば、法律の改正なども自分で調べて
新しい情報をその都度入手しなければなりません。

通信講座であれば、添削をもらえるだけでなく、
新しい法改正の情報などもすぐに入ってくる
ので、
時間の節約にもなります。

独学に自身がない・とにかく時間がない
どうしても合格率をあげたいのであれば、
通信講座もおすすめします。

主婦が独学で保育士試験を受けたまとめ

保育士試験は、かなり範囲が広く、細かい問題が多いです。
そのため、一発の合格率も低くなっていますが、
何度でも受験することは可能なので比較的取りやすい資格なのかなと思います。


また、子育て世代にとっては勉強した内容が実際の場面で活かされてきます
利用したい施設や事業のことや子どもに関わるお金のことなども
知識として自分自身を助けてくれます

資格取得のためにはもちろん、それ以外でも受験する価値は大いにあると思います。

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