【ひらがな練習】ひらがなの読み書きがスムーズに!おすすめの教え方は?何歳から?

突然ですが、皆さんは何歳ごろからひらがなを読み書きするようになりました?
私自身は年長さんに上がる頃くらいだったと記憶しています。

幼児の発達は本当に子どもそれぞれで進み方が違います。
運動面での発達が早いお子さん、言語面などの発達が早いお子さん、トイレ完了が早いお子さん。

また、得意・不得意な部分もあり、個人差も大きいです。なので、
自分のお子さんがひらがなを読み書きできないからと言って
絶対に焦らないでください

ひらがなの読み書きの練習をするときにこれだけはやってほしいものがあります。

子ども自身にひらがなに興味をもってもらうことです。

今回は、2児の母であり保育士資格をもつ筆者が、読み書きが大好きになる方法や、
おすすめの練習方法、絶対やってはいけないこと(失敗談)含めて詳しく紹介したいと思います。

こんな人に読んで欲しい!

☑️こどもにひらがなに興味をもってほしい
☑️無理なく学習を進めたい
☑️教材費などに大きなお金をかけたくない

筆者

難しいことはないよ!きっとできる!一緒に頑張ろう


目次

ひらがなの読み書きを練習する前におすすめの関わり方

お金や時間に余裕のある方は、幼児教室に通ったり高めの教材などを取り入れても良いかもしれません。
しかし仕事をしていたり、習い事の送り迎えが難しかったりすることもあると思います。
また、高い教材を購入したのに、子どもがやらなかった時には、「お金がかかっている!」と思ってしまいがちです。
結果、焦って無理強いをしてしまうことがないように、親の心の余裕も大切です。

まずはひらがなに興味をもってもらうことから

ひらがなの読み書きの練習を始める前に、まず、筆記用具や紙はいりません。

幼児の学習は『遊び』から始まります。

学びの前には必ず『興味、関心』から始まります。
自分で疑問を持って学んだことは簡単に忘れません。

なので学習の前に『興味、関心』を引き出すようにしましょう。
子ども自身に興味がないうちに、練習をさせるのは
子どもにとっても大きな負担ですし、なかなか身につきません。

何歳からでも!自然にひらがなに触れられる環境を作る

我が家では、まず興味をもたせるために、1歳過ぎ頃から本を読むときに
「『あ』ってかいてるね〜『あんぱんまんの、あ 』だね〜」
と言いながら一緒に楽しむことを第一に行っていました。

大人でも、興味がないことを強要されるのはかなり辛いです。
子どもも同じです。
椅子に座らせて筆記用具を握りしめて練習をすると、文字が大嫌いになります
なので、まず初めには楽しんで文字に触れることを第一に初めてみてくだい。

自然にひらがなに触れるためにすること
  1. ひらがなの表を貼っておく
  2. 一緒にひらがな表を見てみる
  3. 一緒にひらがなをなぞる

オリジナルのリズムに乗せながらなぞるだけでも楽しいのでおすすめですよ。

そう言った意味では、ひらがな練習は何歳からでもできます

『勉強』ではなく『遊び』だと思って関わる

ひらがなの練習を始めてすぐに、親が期待をして
「はい、じゃぁこれは何?」「さっき教えたよね?」「なんて読むの?」
と質問攻めにしてはいけません。

あくまでも主体は子どもだからです。
親がペースを引っ張っていってしまうと、こどもは受動的になってしまうため
ひらがなの練習に対し、喜びもないし、興味がだんだんなくなってしまいます。

『勉強』ではなく、『遊び』だと思って割り切った方がお互いに穏やかに学習を始められます。

ひらがなの読み書き練習におすすめのおもちゃ

アンパンマン ひらがなマグネット

当時1歳の上の子が、興味をもたせるために使っていたのはアンパンマンのひらがなマグネットでした。
鉛筆や消しゴムもいらないため、場所を選ばず、かさばらないため持ち運びも楽なおもちゃでした。
1年以上遊んでいたと思います。

おすすめポイントは

おすすめポイントは、ひらがなが読めなくても同じ絵をみてくっつけられるため、ハードルが低く、楽しくひらがなに触れられる点だと思います。

おすすめポイントは、
ひらがなが読めなくても同じ絵をみてくっつけられるため、ハードルが低く、楽しくひらがなに触れられる点だと思います。

そして1,000円以下で買えるので、コスパ最強でした。

筆者

お出かけの時や旅行のときに持っていったなぁ〜

防水のひらがな表


ひらがな表をお風呂場や、洗面台の近く、トイレに貼るのもおすすめです。
子どもは目についたものに興味を持ちやすいです。
長くその場に滞在する場所に貼っておくことで、子どもは勉強と思わずに見て声に出したりして学んでいきます。

防水のひらがな表がおすすめです。

【おすすめの教え方】ひらがなの読み書き練習の効果的な進め方

先ほどの、「ひらがな練習をする前の関わり方のコツ」を踏まえた上で練習を進めていきます。

モチベーションを高めるために

ひらがな表を一緒に自作してもいいですし、一緒に買いにいってもいいです。
子ども自身が『選んだ』ことが大事だからです。
それがモチベーションにつながるし、ワクワクにもつながり、興味関心がさらに沸きます。
本人がひらがなを書こうとする姿勢が見えてきたら、筆記用具を買いにいってもいいでしょう。

また、友達や家族間での手紙の交換をするためにまずは
手紙をこどもに書いてあげるのも良いです。
もらった嬉しさから、自分も誰かに手紙を書いてみたいという好奇心にも繋がります。

ひらがなの読み書きは、コミニケーションの手段の一つです。
いつのまにか、読むこと、書くことが目的にならないように、
読み書きができた先の楽しさを教えてあげる方が良いです。

書く練習には線や波線、丸・三角のなぞる練習から

鉛筆を初めて使う時は、運筆力(適度な力で鉛筆を運ぶ)が弱いです。

最初からひらがなを書こうとすると、(当たり前ですが)失敗してしまい、
子どもは自信を無くしてしまうこともあります。
遊びの中に、線や図形をなぞるようにしてまずは運筆力を高めていくのもいいでしょう。

まずは一緒に線を書いたり、丸を書いたりし、徐々にえんぴつに慣らしていきます。
慣れてきたら1人で書いてみて、小さな成功体験を重ねていきます。

書くことの楽しさを教えます

人の名前、身近な言葉を書いていく

最初から練習帳を使っても良いのですが、練習帳はひらがなの1文字をひたすら練習していくので、
次第に飽きてきます。

我が家では最初は練習帳は使わずに、白い紙やノートに書きたいように書きました。
その際には、1文字ではなく、家族の名前・好きなキャラクターの名前・よく使う言葉など
親やすく、テンションが上がる文字を書くと良いでしょう。
ただ1文字ずつ書くよりは、楽しく学べ、本人の書きたい意欲も出てきます。

慣れてきたら練習帳を使う

ひらがなをある程度安定して書けるようになってからは、書き順や、字のバランスも練習していってもよいでしょう。
我が家では、手軽な練習帳を購入し、やる気がある時にやる気がある時間だけ、練習していました。

筆者

集中力は想像以上に短かった。15〜20分くらいで疲れてくるわね。友だちのところもだいたいそれくらいみたい。

日によっては10分しかできないことも多々ありました。むしろ1分もできないときもありました
幼児はそれが普通です。
なんなら10分できただけでも全然素晴らしいです。

【逆効果】おすすめできない!ひらがなの読み書き練習でNGなこと

『理解させること』が目的になってはいけない

私の失敗談ですが、子どもがひらがなというものを少しづつ理解し始めたときに、
⦅このままたくさん覚えて欲しい!⦆という欲がだんだん出てきてしまい

「じゃあこれは?何て読む?」「これは?さっきやったよね」「どうやって書くの?」
という関わり方をしてしまい、

【一緒に楽しむ】つもりがいつのまにか【理解させること】が目的になっていました。
そうなると、子どもの顔が一気に曇りはじめ、3ヶ月ほど、ひらがなが嫌い!という感じになってしまいました・・・

筆者

あれは本当に反省した。子どもの笑顔を奪ってまで勉強することじゃないわ

最初の頃は、ひらがなに興味を持ってもらうだけでよかったハードルが、
子どもが理解し始めた途端に一気に期待してしまうものです。
ここをグッと堪えて、焦らずにやっていきましょう。

嫌がるものを無理矢理おこなうと、苦手意識がガッチリ定着してしまいます。
少しでも嫌がったら、他の遊びに切り替えて、
一旦忘れてもらう方がメリットが大きいかと思います(笑)

そして、少しでもできたら、めちゃくちゃ褒めてください。

鏡文字、書き順、書き方はまずは訂正しない

幼児のひらがなあるあるなのですが、ひらがなを鏡に映したように反対に書く鏡文字が現れます。
これはほとんどの幼児があることなので異常ではありません。
これは最初のうちは口に出して訂正しないほうがいいです。

子どもの中では、「えんぴつで文字が書けた」ということに達成感を感じていますので、
そこで訂正してしまうと、一気にやる気を失うこともあります。
まずは様子を見ていき、慣れてきたころに、
「これは反対になっているから、こう書くんだよ」と一緒に書いて教えてあげてください。

おわりに

今回はひらがなの練習ということで方法を紹介しましたが、
このやり方は、カタカナでも漢字でもアルファベットでも使える方法です。

お子さん本人の興味具合をみながら、他の文字でも試してみてもいいかもしれません。

どうしてもひらがなの練習を嫌がるお子様は、無理強いはしないほうがいいです。
なぜなら人には、誰でも得意不得意があるからです。

それならば、好きなこと・得意なことを伸ばしてあげるほうが
将来的には良いことではないでしょうか。

筆者の上の子は、ひらがなの練習は嫌いで、英語の方が好きなようで
英語を取り入れると、同時にひらがなに興味をもつことがありました。

とくに子どもは、親やすいストーリーの中で興味をもつことがあります。

その子の性格や学習スピードがあるかと思います。

無理矢理行うと逆効果になることもありますので、焦らず楽しく進めていってみてくださいね♪

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